Self-pay
いずれも健康保険が適用されない自由診療です。医師が診察のうえで、適しているかを判断いたします。
Placenta
当院では、プラセンタ注射を自由診療で行っております。プラセンタは胎盤のことで、栄養成分や成長因子などが含まれるヒト胎盤由来の成分を用いた注射です。
当院で使用する製品は、株式会社 日本生物製剤が製造販売するラエンネックで、慢性肝疾患における肝機能の改善という効能で保険適用がある薬です。
経験的に報告されている効果として、疲労回復、美肌効果、アレルギー症状の改善、アンチエイジング効果などがあり、定期的に継続することにより効果が期待できます。
次のような方におすすめです
効果の感じ方には個人差があり、1回で変化を感じる方もいれば、数回続けて様子をみる方もいらっしゃいます。
なお、当院での施術の対象者は18歳以上の方で、また妊娠中や授乳中の方は施術できません。
施術の目安
料金(税込)
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| 1アンプル | 1,100円 |
| 2アンプル | 2,000円 |
初回のみ自費の初診料1,100円がかかります。同意書が必要です。
18歳以上の方が対象です。妊娠中・授乳中の方は受けられません。
特定生物由来製品のため、最終使用日から3か月間は献血をご遠慮いただきます。
※ 初回のみ自費の初診料1,100円がかかります。(特定生物由来製品のため同意書が必要となります。)
※ 自由診療のため健康保険は適用されません。
副作用・注意事項
以下のような副作用がみられることがあります
製造工程における加熱処理等の安全対策を講じており、これまで変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等の感染報告はありません。しかし、ヒト胎盤を原材料とする特定生物由来製品であり、感染症のリスクを完全に排除することができないため、本剤を使用された方は、2026年10月1日の献血基準の運用改定により、最終使用日から3か月間は献血をご遠慮いただき、3か月経過後は献血が可能となります。また、骨髄移植や臓器移植を他人にすることができなくなります。
出典:日本赤十字社 2026年9月14日発表(https://www.jrc.or.jp/press/2026/0914_055752.html)
プラセンタ注射をご希望の方は、医師やスタッフにご相談ください。
Garlic
注射時に感じられるにおいからにんにく注射とよばれますが、ビタミンB1を中心としたビタミンB群の注射で、体内のエネルギー代謝を助け、倦怠感やだるさの改善につながります。
このような方におすすめです。
施術は短時間で終わり、当日から日常生活に支障なくお過ごしいただけます。
にんにく注射メニュー
①にんにく注射(ビタミンB1、B6、B12) 1,650円
ビタミンB1を中心とした成分がエネルギー代謝をサポートし、「最近疲れが取れにくい」「体がだるい」といった方に選ばれています。
②にんにく注射+ビタミンC 2,200円
基本のにんにく注射にビタミンCを追加したものです。
ビタミンC補給をしたい方、体調を崩しやすい時期のケアをしたい方に選ばれています。
③二日酔い注射(②+ネオファーゲン1A) 3,300円
ビタミン類に加え、肝機能をサポートする成分を含み、飲み過ぎた翌日のだるさや頭重感が気になる方に向けた点滴です。
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| にんにく注射(ビタミンB1・B6・B12) | 1,650円 |
| にんにく注射+ビタミンC | 2,200円 |
| 二日酔い注射(上記+ネオファーゲン1A) | 3,300円 |
副作用と注意事項
ほとんどありませんが、にんにく注射で次のような副作用が現れる可能性があります。過敏症(アナフィラキシー)、発疹、悪心、嘔吐、舌炎、下痢、頭痛、頻尿、血管の痛み。
また、薬の作用に影響を受けるため、レボドパ内服中の方は注射を受けないで下さい。
ネオファーゲンは、アルドステロン症、ミオパチー、低カリウム血症がある方には使用できません。副作用として、まれに血圧上昇、吐き気・嘔吐、気分不良、偽アルドステロン症(顔や手足のむくみ、体重増加)、低カリウム血症による脱力感や筋力低下。アナフィラキシーの可能性があります。
Glutathione
白玉注射には高い抗酸化作用のあるグルタチオンを使用しています。グルタチオンはメラニンの生成を抑制する、肌を明るくする、肝機能を助けるなどの効果があるとされています。
週1~2回の継続がおすすめです。
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| 2A(400mg) | 2,000円 |
| 3A(600mg) | 3,000円 |
| 追加1A | 1,000円 |
妊娠・授乳中の方は受けられません。
(注意)妊娠・授乳中の方、グルタチオンにアレルギーを持っている方は受けられません。
副作用として、注射部位の腫れや食欲不振などが出ることがまれにあります。
AGA
AGA(Androgenetic Alopecia)は、男性型脱毛症と呼ばれる進行性の脱毛症で、額の生え際や頭頂部から徐々に髪が薄くなっていきます。
薄毛の進行を抑制する治療薬
① デュタステリドZA(ザガーロジェネリック)内服薬
② フィナステリド(プロペシアジェネリック)内服薬
対象:20歳以上の男性
食事にかかわらず1日1回、毎日同じ時間に服用して下さい。
効果が出るまでには、通常3~6ヵ月の継続服用が必要です。
料金(税込み)
| お薬 | 料金 |
|---|---|
| デュタステリド 0.5mg 1箱30錠 | 6,000円 |
| フィナステリド 1mg 1箱28錠 | 5,000円 |
主な副作用:性機能不全、肝機能障害、抑うつ症状など。
とちらも市販薬では販売されておりません。
先発品をご希望の場合事前にご相談下さい。
副作用:性機能不全〔リビドー(性欲)減退、勃起不全、射精障害〕、肝機能障害、抑うつ症状など。重度の肝機能障害のある方は内服できません。
注意:
① PSA濃度が低下するため、本剤投与中、前立腺癌診断の目的で測定する場合は、2倍した値を目安として評価する必要があります。
② 経皮吸収されることから、女性(とくに妊婦と授乳婦)や小児は粉砕・破損した薬剤に触れない(粉砕・破損した薬剤に触れた場合には、直ちに石鹸と水で洗う)で下さい。保管場所は、子どもの手の届かないところにして下さい。家庭内で妊娠を希望している女性や妊娠中の女性がいる場合は、あらかじめ密閉可能な容器に入れておくと安心です。
③ どちらも服用している間、服用中止後も一定期間献血ができません。
ED
シルディナフィル 25mg 1箱20錠 12,000円
シルディナフィル 50mg 1箱20錠 16,000円
バイアグラ後発品であるシルデナフィル錠は行為の30~1時間前、空腹で1回1錠を水で服用して下さい。用量や体質にもよりますが、効果は4~5時間程度持続します。食後に服用すると効果が減少しますので、食事をとった場合は1~2時間あけて内服して下さい。内服後に食事をとる場合、服用から1時間以上あけるようにしましょう。
服用して30分~1時間後効果が出始める頃に、一部の方に、血管拡張作用による顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸などの副作用がみられます。これらの症状はお酒を飲んだ時と同じようなもので一時的な症状です。
過度なアルコール摂取で薬剤の効果が減少するため、たしなむ程度にしましょう。また副作用が強くあらわれる可能性があるため、グレープフルーツが使われた料理や飲み物などを摂取しないで下さい。
1日に飲むのは1回だけとし、次に飲むまで24時間以上あけて下さい。
次の人は、この薬を使用することはできません。
特に硝酸薬(飲み薬・舌下錠・貼り薬・注射・吸入剤など)を使用している方は、血圧が下がりすぎて、生命にかかわりますので、絶対に服用しないで下さい。
もし内服後に心臓発作が起こった場合、治療を受ける際、シルデナフィル錠を飲んでいることを必ず担当医お伝え下さい。
高齢(65歳以上)の人、肝臓に障害がある人、腎臓に重い障害(Ccr<30mL/min)がある人が初めて飲む場合は、25mg1錠を飲むようにします。
この薬の使用中に気をつけなければならないことは
ご来院の際、服用しているお薬がわかるものを持参して下さい。
タダラフィル 10mg 1箱20錠 24,000円
タダラフィル 20mg 1箱20錠 28,000円
シアリス後発品であるタダラフィル錠は行為の1時間前、1回1錠を水で服用して下さい。用量や体質にもよりますが、その効果は最大36時間持続します。食事の影響を受けにくいため、空腹時や食後など服用するタイミングを選びません。
一部の方に、血管拡張作用による頭痛、体のほてり、消化不良、筋肉痛、背部痛などの副作用がみられますが、ほとんどが一時的なもので軽度から中等度の症状です。筋肉痛や背部痛は服用後12〜24時間以内に発生し、2〜3日以内に自然改善します。対処法は、ほてりは室温調整や身体冷却、頭痛には鎮痛薬、消化不良には胃薬です。
副作用が強くあらわれる可能性があるため、グレープフルーツが使われた料理や飲み物などを摂取しないで下さい。また飲酒の影響は少ない薬ですが、薬の効果が十分に出ない可能性がありますので、過度の飲酒は控えましょう。
1日に飲むのは1回だけとし、次に飲むまで24時間以上あけて下さい。
次の人は、この薬を使用することはできません。
特に狭心症治療薬である硝酸薬(飲み薬・舌下錠・貼り薬・注射・吸入剤など)を使用している方は、血圧が下がりすぎて生命にかかわりますので、絶対に服用しないでください。
救急搬送時には、必ずタダラフィル錠を飲んでいることを必ず担当医お伝えください。
重度の肝機能障害や腎機能障害患者では用量調整が必要です。
この薬の使用中に気をつけなければならないことは
ご来院の際、服用しているお薬がわかるものを持参して下さい。
| お薬 | 料金 |
|---|---|
| シルデナフィル 25mg 1箱20錠 | 12,000円 |
| シルデナフィル 50mg 1箱20錠 | 16,000円 |
| タダラフィル 10mg 1箱20錠 | 24,000円 |
| タダラフィル 20mg 1箱20錠 | 28,000円 |
主な副作用:顔のほてり、頭痛、胸がどきどきするなど。硝酸薬を使用中の方は服用できません。
在庫確認のため、受診前にご連絡ください。
在庫状況の確認が必要なため、受診前にご連絡下さい。
Obesity
ゼップバウンド
当院では、肥満症でお困りの方を対象に、ゼップバウンド(一般名:チルゼパチド)を用いた自費診療による肥満症治療を行っています。
肥満に伴って、高血圧、脂質異常症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などさまざまな健康障害がある状態が肥満症です。
ゼップバウンドは、GIPおよびGLP-1というホルモンの働きを利用した週1回の注射薬で、食欲を調節し、脂質などの代謝を亢進させる作用によって、体重減少を促すと考えられています。
患者様の健康状態や既往歴、服用中のお薬などを確認したうえで、ゼップバウンドによる治療が適切かどうかを医師が判断します。「体重を減らしたい」というご希望だけでなく、肥満に伴う健康上の問題の改善や、将来の健康維持を目指した体重管理を大切にしています。
治療の対象となる方
高血圧、脂質異常症、耐糖能障害のいずれかの診断を受けており、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない、以下に該当する方です。
① BMIが35kg/m2以上の方
② BMIが27kg/m2以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する方
肥満に関連する健康障害とは
1. 耐糖能障害
2. 脂質異常症
3. 高血圧
4. 高尿酸血症・痛風
5. 冠動脈疾患
6. 脳梗塞・一過性脳虚血発作
7. 非アルコール性脂肪性肝疾患
8. 月経異常・女性不妊
9. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
10. 運動器疾患(変形性関節症:膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症)
11. 肥満関連腎臓病
③ BMIが27kg/ m2以上で、中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(無呼吸低呼吸指数=AHIが15/h以上)の方も対象となります。
診察では、BMI、肥満に関連する健康障害、これまでの治療経過、既往歴、現在使用している薬剤などを確認します。そのうえで、ゼップバウンドによる治療が適切と医師が判断した場合に治療を開始します。
※ゼップバウンドは、すべての方に使用できる薬ではありません。診察の結果、治療が適切でないと判断する場合があります。また美容・痩身目的での治療は行っておりません。
初診から治療開始まで
Webまたはお電話から診察をご予約ください。
現在の体重・BMI、これまでの体重変化、既往歴、服用中のお薬、生活習慣などについて確認します。
必要に応じて血液検査などを行い、治療の適応や安全性を確認します。血液検査の結果は後日説明します。
ゼップバウンドの作用、使用方法、期待できる効果、副作用、治療期間、費用などについてご説明します。
疑問や不安な点があれば、遠慮なくご相談ください。
治療が適切と判断された場合、2.5㎎から開始します。通常4週単位での処方となります。
治療開始後は定期的に診察を行い、体重や体調、副作用、生活習慣などを確認します。必要に応じて投与量を調整し、安全に治療を継続できるよう管理します。
料金
ゼップバウンドによる肥満症治療は自費診療です。
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| 初診料 | 3,300円 |
| 初回血液検査 | 4,400円 |
| 血液検査 | 4,400円 |
| 2.5mg×4本 | 22,000円 |
| 5mg×4本 | 34,800円 |
| 7.5mg×4本 | 44,800円 |
| 10mg×4本 | 49,800円 |
| 12.5mg×4本 | 56,800円 |
| 15mg×4本 | 62,800円 |
再診料は薬剤料金に含まれます。処方をしない場合は再診料1,100円です。
4本あたりの料金と1本あたりの目安は、2.5mg 22,000円(5,500円/本)、5mg 34,800円(8,700円/本)、7.5mg 44,800円(11,200円/本)、10mg 49,800円(12,450円/本)、12.5mg 56,800円(14,200円/本)、15mg 62,800円(15,700円/本)です。
再診料は、ゼップバウンドの料金に含まれます。処方をしないときは、再診料1100円となります。
治療では、少ない用量から開始し、効果や体調、副作用などを確認しながら、医師の判断で投与量を調整していきます。
※治療費はすべて自費となり、健康保険は適用されません。
※料金は予告なく変更する場合があります。詳しくは当院までお問い合わせください。
主な副作用について
比較的よくみられる副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲低下などの消化器症状があります。これらの症状は、投与開始時や投与量を増量した際にみられることがあります。症状の程度や経過には個人差がありますので、気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
注意が必要な副作用
頻度は高くありませんが、低血糖、急性膵炎、胆石症・胆嚢炎、重度の消化器症状などが起こる可能性があります。強い腹痛、繰り返す嘔吐、黄疸など、普段と異なる強い症状がある場合は、治療を継続せず、速やかに医療機関へご相談ください。
薬の組み合わせについて
他のチルゼパチド製剤やGLP-1受容体作動薬、一部の糖尿病薬など併用が適さない場合があります。また経口避妊薬、ワーファリンを内服している場合、その薬の効果に影響をおよぼします。
現在使用している薬がある方は、必ず診察時にお申し出ください。
治療を受けられない方
ウゴービ皮下注(GLP-1受容体作動薬)
肥満症治療の基本は食事・運動・行動療法ですが、食事・運動療法だけでは目的達成(減量)が難しいことが多いです。そのような状態で有効な治療法の選択肢のひとつにGLP-1受容体作動薬があります。
食事をとると小腸から分泌され、インスリンの分泌を促進する働きをもつホルモンをインクレチンといい、GIP (グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド) とGLP-1 (グルカゴン様ペプチド-1) があります。
GLP-1は、高血糖時にインスリン分泌を促進し血糖値を下げる、摂取した食物の胃からの排出を遅らせて満腹感が持続する、中枢神経系に作用し食欲を抑えるなどの働きがあります。
ウゴービの主成分セマグルチドはGLP-1と似た作用を持ち、食欲を抑制し、エネルギー摂取量や食べ物の好みを変化させて体重を減少させます。
(セマグルチドを主成分とする薬には、ほかに糖尿病治療薬のリベルサスやオゼンピック皮下注があります。またGIP/GLP-1受容体作動薬にはマンジャロ(チルゼパチド)などがあります。)
投与の対象となる方
高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られていない肥満症の方
①BMIが35以上
②BMIが27以上で、2つ以上の肥満に関連する健康障害がある方
健康障害とは・・・耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症・痛風、冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)、脳梗塞、非アルコール性脂肪性肝疾患、月経異常・女性不妊、閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群、運動器疾患 (変形性関節症、変形性脊椎症)、肥満関連腎臓病
※BMI(BodyMassIndex)=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}
(医師の判断でBMIが27以上でなくても、肥満による健康障害のある方に処方することもあります。)
対象とならない方
治療により期待される効果
日本人・韓国人の肥満症患者さんでは、食事・運動療法に加えたウゴービ®週1回68週間の治療により、平均13%の体重減少効果が確認されました。また内臓脂肪の減少、体重減少、腹囲の減少が確認されました。
ウゴービの副作用には、消化器症状(悪心・嘔吐・下痢)や低血糖、稀ですが急性膵炎、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸、視神経症などがあります。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
ウゴービ自費診療の料金について(1ヶ月ずつのご購入)
| 用量 | 料金 |
|---|---|
| 0.25mg | 16,500円 |
| 0.5mg | 22,000円 |
| 1.0mg | 33,000円 |
| 1.7mg | 41,800円 |
| 2.4mg | 52,800円 |
注射針込みの価格です。初診料2,200円、再診料1,100円が別途必要です。
※注射針込みの価格です。個装箱などにより遮光し、凍結を避け、冷蔵庫(2~8℃)に保管してください。
※初診料2,200円、再診料1,100円が別途必要です。
※注射薬の在庫確認のため、初診の際は事前にご連絡下さい。
ウゴービは毎週同じ曜日に1回投与する治療法です。
週1回0.25mgから開始し、徐々に漸増し、維持用量は週1回2.4mgです。
自己注射ができるように開発されたペン型の注入器で注射します。
診察は毎月行い、減量効果や副作用がないかを確認しながらmg数を調整します。
保険診療で肥満治療を行う場合、専門医療機関にご紹介いたします。(最適使用推進ガイドラインにより保険診療でウゴービを使用できるのは、大学病院や基幹病院に限られます。)当院では適応を満たす方に限り肥満治療を自費診療で行います。
※糖尿病のある方は、糖尿病治療薬を使用し保険診療での治療を行います。
※美容・ダイエット目的での治療は行っておりません。
More
Q. ゼップバウンドは毎日注射するのですか?
A. いいえ。週1回自己注射する薬です。
Q. どのくらい体重が減りますか?
A. 効果には個人差があります。年齢、体重、食事・運動習慣、投与量などによって異なるため、「何kg減る」と一律にお伝えすることはできません。
治療中は体重だけでなく、体調や生活習慣なども確認しながら、患者様ごとに治療方針を検討します。
Q. 食事制限や運動も必要ですか?
A. ゼップバウンドによる薬物療法だけでなく、食事や運動などの生活習慣を見直すことも重要です。
Q. すぐに効果が出ますか?
A. 効果の現れ方には個人差があります。また、治療開始時は少ない用量から開始し、体調を確認しながら投与量を調整します。短期間での大幅な減量だけを目的とせず、安全性を確認しながら治療を行います。
Q. 副作用が心配です。
A. 吐き気、下痢、便秘などの消化器症状が比較的よくみられます。治療開始前に副作用についてご説明し、治療開始後も体調を確認しながら進めます。気になる症状があれば、ご相談ください。
Q. 他の病院で薬を飲んでいますが、治療できますか?
A. お薬の種類によっては併用できない場合があります。診察時にお薬手帳や現在使用している薬の情報をお持ちください。
Q. 美容目的でも処方してもらえますか?
A. 当院では、医学的な必要性と安全性を確認したうえで、肥満症に対する治療としてゼップバウンドを使用しています。診察の結果、治療が適切でないと判断した場合には、処方を行わないことがあります。
Q. どのくらいの期間、治療を続けますか?
A. 治療期間は患者様によって異なります。体重の推移だけでなく、健康状態、治療効果、副作用、生活習慣などを確認しながら、治療を継続します。
Q. 保険診療で治療をうけられますか?
ゼップバウンドは、肥満症に対する治療薬として承認されており、患者様が肥満症についての条件を満たす場合、定められた施設要件や診療体制をみたした医療機関(多くは大病院や総合病院)で健康保険を使用して治療を受けることができます。ご希望があれば医療機関を紹介いたします。
Q. 糖尿病の治療中です。この治療を受けられますか?
ゼップバウンドと同じ成分のマンジャロは、2型糖尿病の治療薬として保険診療で使用されます。また糖尿病のほかの治療薬には、ゼップバウンドと作用が重なるようなものがあり、当院で自費治療を受ける必要はありません。かかりつけ医に相談下さい。
Q.薬の保管方法を教えて下さい。
冷蔵庫など(2~8℃)で光を避けて凍結しないように保管してください。凍結した場合は、使用しないでください。
室温で保管する場合には、外箱から出さずに保管し、21日以内に使用してください。30℃を超える場所で保管しないでください。
お子さんの手の届かないところに保管してください。
Q.私のBMIはどれくらいになりますか?肥満症治療の対象でしょうか?
BMIは、以下の計算式で求めます。
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
例えば、身長160cm、体重80kgの場合、80 ÷ 1.6÷ 1.6 = 31.25となります。
肥満とは身長に比較して体重が重い状態を表し、BMI 25以上で肥満に分類され、35以上になると高度肥満となります。厚生労働省の「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、20歳以上の肥満者の割合は、2024(令和6)年には男性32.4%、女性19.3%となっています。
健康障害を有するBMI27以上の方がこの治療の対象となります。

参考:
「肥満」
肥満は、体重が多いだけではなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態です。BMI18.5未満が低体重、18.5以上25未満が普通体重、25以上が肥満に分類され、さらにBMIが35以上になると高度肥満に区分されます。
世界保健機関(WHO)の基準では、BMI 25以上をoverweight(過体重)、BMI 30以上をobesity(肥満)としています。しかし、20歳以上の日本人でBMI 30以上の人の割合は、男性4.7%、女性3.9%(2024年のデータ)と少なく、BMI25以上30未満の人でも普通体重の人に比べて高血糖、高血圧、脂質異常症を発症しやすいことから、日本における肥満の判定基準はBMI 25以上と定義され、20歳以上の男性32.4%、女性19.3%(2024年)が該当します。
「肥満症」
肥満(BMIが25以上)で、肥満による11種の健康障害(合併症)が1つ以上あるか、健康障害を起こしやすい内臓脂肪蓄積がある場合に「肥満症」と診断され、減量による医学的治療の対象になります。BMIが35以上の場合、高度肥満症となります。
2025年12月世界保健機関(WHO)は、慢性的で再発性疾患である肥満を治療するためのGLP-1療法(GLP-1受容体作動薬およびGIP/GLP-1受容体作動薬)の使用に関する初のガイドラインを発表しました。この中でWHO は、GLP-1療法を条件付きで推奨し、食事療法・運動・行動療法を組み合わせることを強調しています。特に「intensive behavioral therapy(IBT)」=集中的生活習慣介入を推奨しています。
GLP-1中の食事療法を具体的にまとめた論文の一つとして以下のものがあります。
Nutritional priorities to support GLP-1 therapy for obesity: a joint Advisory from the American College of Lifestyle Medicine, the American Society for Nutrition, the Obesity Medicine Association, and The Obesity Society
Mozaffarian D, et al. The American Journal of Clinical Nutrition. 2025 May 30;122(1):344–367.
GLP-1療法を効果的にサポートするための主な食事推奨事項
食品群
| 推奨される要素 | 最小限にする/避ける要素 |
|---|---|
| 果物(例:ベリー類、りんご、柑橘類、バナナ、ぶどう、アボカド) | 精製炭水化物(加工穀物、小麦粉、添加糖) |
| 野菜(例:ブロッコリー、葉物野菜、トマト、にんじん、えんどう豆、かぼちゃ類) | 砂糖入り飲料 |
| 全粒穀物(例:オートミール、キヌア、玄米、全粒粉パン、シリアル、パスタ) | 赤身肉・加工肉 |
| 乳製品(例:ヨーグルト、牛乳、チーズ) | ほとんどのファストフード |
| 脂肪の少ないたんぱく質(例:鶏肉、魚介類)および卵 | 甘いスナックや塩味スナック |
| ナッツ・種子類(例:アーモンド、ピーナッツ、チアシード、ごま、ヘンプシード) | |
| 植物性脂肪・油(例:オリーブ油、キャノーラ油、アボカド油) | |
| 生姜茶またはペパーミントティー |
食習慣
| 推奨される要素 | 最小限にする/避ける要素 |
|---|---|
| 規則正しく、少量の食事を一定時間ごとに摂る | 感情的・無意識・夜間の飲食 |
| 食品選択に柔軟性を持つ | 長時間食べないこと(極度の空腹状態になること) |
| 適量を守った“ご褒美”的なおやつを楽しむ | 大量の食事 |
| 十分な水分補給 | |
| アルコール摂取を最小限にする |
注記
栄養に関する推奨とカウンセリングは、体重減少を支援し、胃腸の副作用を予防・軽減し、筋肉や骨量の減少を抑え、長期的な体重維持を支えるために重要です。管理栄養士は、個人の栄養目標や食事の必要性・好みに合わせた食事パターンを決定するのに役立ちます。
長期的な体重維持に関連する追加行動には、以下が含まれます:
ご予約・お問い合わせ
診察のときにご予約いただくほか、WEBまたはお電話でもご予約いただけます。
Site map