◆ 2023年度インフルエンザワクチン接種について ◆

2023年度インフルエンザワクチンは終了いたしました。


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インフルエンザ予防接種予診票
可能であれば、印刷(予診票のみ、白黒でもカラーでも可)し必要事項をご記入の上ご持参下さい。
大阪市在住の65歳以上の方など定期接種用の予診票はクリニックにあります。
接種するワクチンの会社は、この予診票に記載の会社とは別会社となることもあります、ご了承下さい。(使用するワクチンは、一般に使用するワクチン会社のものです。)
インフルエンザ予防接種 予診票 HP用.pdf
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◆ インフルエンザの予防投与について ◆

予防投与は保険適応外となり自費診療となります。

診察代、処方箋代で 4,400円(税込)となります。そのほか、薬局によって異なりますが、約5,000円ほどの薬代がかかります。

 

〈予防投与の対象者〉

原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の者を対象とする。

高齢者(65歳以上)

慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者

代謝性疾患患者(糖尿病等)

腎機能障害患者

 

*当院では、薬剤の添付文書に記載の上記にあてはまらない方へ予防投与を行っておりません。

大きな副作用が出た際に、「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる可能性があります。

 

〈予防投与の時期〉

インフルエンザウイルス感染症患者に接触後48時間以内に開始する必要があります。

〈予防投与量〉

タミフル:成人 1回75mgを1日1回、7~10日間経口投与する。

イナビル:成人 40mgを単回吸入投与する。また、20mgを 1日1回、 2日間吸入投与することもできる。

 

インフルエンザウイルス感染症に対する予防効果があるのは、タミフルでは連続して服用している期間中、イナビルでは服用開始から10日までとされています。(予防投与を行ってもインフルエンザを発症することがあります。)

 

薬剤の主な副作用は下痢、腹痛、悪心などの胃腸障害、蕁麻疹などです。まれにショック、アナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、精神・神経症状、異常行動、ほかタミフルでは肺炎、劇症肝炎、急性腎障害、白血球減少、血小板減少、出血性大腸炎、イナビルでは気管支攣縮、呼吸困難といった重大な副作用が報告されています。

 

乳製品に対して過敏症の既往歴がある方、慢性呼吸器疾患(気管支喘息及び慢性閉塞性肺疾患等)がある方はイナビルを避けたほうがよいです。